——まずは自己紹介をお願いします。
入社してから26年経過し、現在はユニファーストの取締役・開発本部本部長を務めています。
当時、私は新卒で文具メーカーで特販課に所属、その後、文具の商社へ転職し、主に文具や雑貨などの販促品に特化した営業をおこなっていました。そして、仕事を通して当時のユニファーストの創業者である橋本社長とご縁があって、弊社に転職しました。
当時のユニファーストは、在庫のTシャツなどを販売していました。ですが、私が入社する時期からOEM、オリジナルグッズの企画営業に業務内容が転換し始めていたので、この会社に入社すれば今まで培った経験を活かせると思いました。
また、若い社員が多く、活気のある職場で、社長は当時の若い私たちにチャンスを与えてくださり、さまざまなことに挑戦できる会社であったことが入社の決め手となりました。
——開発本部について教えてください。
開発本部は、開発部とデザイン部の2つに部署があります。開発部は自社製品の開発、その製品を社内外へ発信していくことが主な業務です。新商品は広報担当がウェブサイトに掲載、ニュースリリースやプレスリリースを作成、メディアリレーションを図っています。
その他にも新しく自社ブランドの企画、運営に携わっています。近年では、クライアントの販促活動全般の企画を行い、SNSの運用、インフルエンサーとのコラボ企画などものづくり以外も数多く手がけています。
デザイン部は、その名のとおり営業さんが提案をおこなうためのデザイン画の作成、受注時は、仕様書や版下の製作を行っています。
開発本部では多くの専門業務が分かれていることが大きな特徴です。開発担当、自社ブランド担当、広報担当、プロモーション担当、デザイナーそれぞれが自分の専門領域を通して、新しい付加価値を追求しています。
——仕事で大切にしていること、心がけていることを教えてください。
開発本部で制作するアイテムは社会や企業がこれから必要になるであろうものを予測して開発を行っています。
例えば、海洋ゴミからつくった製品は、SDGs、環境を意識している企業さまより多くのお問い合わせ、ご注文をいただいております。常に時代の流れを予測して開発するように心がけています。
——部署として目指している目標を教えてください。
開発商品やプロモーションの提案を通して、お客さまに喜んでいただくことです。常に企業さまの集客や売上拡大、ブランディングの向上に貢献できるように努めています。
また、他社では提供できない価値を提供することを目標にしています。そのような取り組みはユニファースト自体のブランディングの向上にもつながっていくと考えています。
——今までの仕事で印象に残っているエピソードを教えてください。
印象に残っていることは先ほども触れた、海洋ゴミ素材をつかった製品を開発したことです。2022年よりSDGsに関連した開発を検討し、海洋ゴミをリサイクルした素材の開発に着手、2023年1月の化粧品展にて発表いたしました。当日は予想を上回る来場者数となり、環境問題に興味のある企業が多いことを実感しましたね。
現代社会において環境問題への配慮は、企業の重要な役割であると認識されています。社会に寄り添った開発は他社との差別化にもつながり、ユニファーストの認知向上と市場での競争力を高める要因になっていると考えています。
取り組みの成果もあって2025年には、「海洋ゴミからつくった着られるエコバッグ」がソーシャルプロダクツ賞を受賞しました。名誉ある賞を受賞できたことを非常に嬉しく思っています。
——今後の目標について教えてください。
会社としては2030年までに売上70億円、2035年までに売上100億円を達成するため各部門が挑戦しつづけています。
開発本部であれば開発商品からの売上向上、プロモーションサービスを通した売上拡大、広報での認知度拡大、自社ブランドmaastikの卸先拡大、またECでの売上アップが課題となります。そのためにも若手の育成を推進し、組織全体を強化していきたいと考えています。
——会社の雰囲気、魅力を教えてください。
近年では若い社員が増え、大変活気のある職場になっていると思います。当社は若手であってもやりがいのある仕事、クリエイティブな仕事ができる環境です。
ユニファーストでは毎年、開発本部主催でUFエジソンという新商品のアイデアコンテストを開催しています。優秀賞は表彰を行い、実際に製品化をおこなって社内外に発表をいたします。自分のつくりたいと思うものを発表できる機会があることは当社のビジネスモデルにも合致しており、会社の魅力につながっていると思っています。
——ユニファーストの開発本部で活躍しているのはどんな人ですか?
開発本部で活躍している人は、新しい商品やサービスを生み出すため、何事にも興味を持ち、難しい課題にも前向きにチャレンジしています。
開発の現場では、新しい製品ゆえに予期せぬトラブルや技術的な課題が日々発生します。だからこそ、問題の原因を特定して解決策を見つけ、製品化に向け粘り強く対応する能力も大切だと思います。
——最後に求職者へメッセージをお願いいたします。
開発本部は、開発担当、自社ブランド担当、広報担当、プロモーション担当、デザイナーというさまざまな専門職の集まりです。営業本部をはじめ、さまざまな部署の方々と連携して仕事を進めていきますので、自分の意見も伝えながら相手の意見にも耳を傾けるスキルも身についていくと思います。
製品やサービス、デザインを通じて、顧客に価値を伝えていくことにやりがいを感じる方からの応募をお待ちしています!