ユニファーストは、オリジナルグッズやノベルティを通じて、企業やブランドの想いをカタチにしてきました。近年ではSDGsを意識したアイテム開発や自社ブランドの展開など、事業の幅を広げながら進化を続けています。
そんなユニファーストの原動力となっているのは、「人」と「アイデア」。社員一人ひとりが自由な発想で挑戦し、チームで力を合わせて新しい価値を生み出しています。
本インタビューでは、代表取締役社長・橋本が語るユニファーストの理念や、ものづくりにかける想い、そしてこれから共に働く仲間へのメッセージをお届けします。
——ユニファーストはどのような会社ですか?
ユニファーストを大きく一言で表すと、「グッズ」を作っている会社になります。より詳細にお話しするとさまざまな業界のオリジナルグッズや物販用アイテムの、企画から納品まで「一気通貫OEMサービス」を提供している会社です。
ただ、ユニファーストでは決まった商品を在庫したり、定められた規格の中から商品を作るのではありません。お客さまのアイデアから商品を企画し、グッズというカタチにしていることが大きな特徴です。
想像を現実にし、お客さまに手元に届けることで、皆さんを笑顔にする仕事だと考えています。
——ユニファーストの事業について教えてください。
ユニファーストの事業はノベルティ企画・製作やOEM生産がメイン事業となります。しかし、事業ジャンルとしては、貿易という面でも当社を紹介することがあります。
海外にある提携工場で商品を生産し、日本のお客様に納入するというような仕事をしていますので、日本と海外の取引も事業の一部となります。そのため、当社では留学経験者や海外人財も多く活躍していますね。
その他、クリエイティブ分野においても当社の事業は深く関わっております。アイデアをカタチにする時に色や形、デザイン、触った感覚といった全てを捉えて適切なグッズを皆さまにお届けする工夫を行っています。
例えば、当社で開発した立てる座れるぬいぐるみ「スタンドレイド(StandLayd)」や、「色が変わるタンブラー」は新しい発想を取り入れたクリエイティブな力を発揮しています。
それだけではなく、SDGs・ESGに関するアイデア商品及び自社ブランドアイテムの開発や、企業のプロモーション支援や店頭販促に関するSP業務まで、幅広く携わっているため、当社の事業は多角的な分野から捉えることが可能です。

——ユニファーストの企業理念を教えてください。
当社は「アイデアの力で社会を変えていこう」「つくりたいをカタチにする」という考えを掲げています。
その中でも、私たちの社名でもありバリューでもある「UNI(unique)+FAST」という価値観には込められている思いが強く、社員全員が意識して企業活動をしています。
まず、ひとつめにユニファーストの「ユニ」はユニークからきています。独特、独自性といった新しいアイデアで唯一無二のモノづくりを行うことや、お客さまに喜んでいただける楽しいグッズを作るというニュアンスが込められています。
そして、ユニファーストの「ファスト」はその名の通り、早いという意味です。ビジネスにおいて早く提供する、レスポンスをすることはとても重要なことだと考えています。お客さまへの対応はもちろんのこと、工場や社員の時間を奪うことなく、タイムパフォーマンスを上げることで常日頃からスムーズな進行を行うことを会社として意識しています。
「ユニークで早い」ことが私たちがずっと大事にしている価値観です。
——競合他社と比較した強みや特徴は何ですか?
競合他社と比較した際、当社の強みとなるのは生産のネットワークです。ユニファーストには海外の生産拠点がいくつもあります。ほとんどの場合、何十年という長い期間取引がある工場であることから信頼性も高いといえます。当社では、取引先工場も自分たちの社員として大事に付き合っていこうという考え方が強いことが特徴です。
例えば、コスト面を考えて毎年毎年、より安く生産できる工場に変えていく企業もあります。しかし、私たちは長く付き合うことでお互いのそのビジネスを理解し合って、困った時は助け合うビジネスのパートナーであることこそが、正しいと考えています。多くの工場と築いてきた信頼関係があることはユニファーストの強みです。
また、当社は管理・営業・生産管理・開発など各セクションにおいてベテランの社員が半分、若手が半分ほどになっています。だからこそ、お客さまへ、ベテランがいる安心感と若手ならではの新規性の双方を提供できています。非常に深みのあるコミュニケーションができることも強みだと思っています。
——より良い会社づくりのために重視していることはありますか?
会社を良くするために重視しているポイントは、やはり社員との対話だと思います。例えば、お昼ご飯へ誘ってみたり、少し立ち話したり、日頃からコミュニケーションを取る手段は多くありますよね。対話を通して社員の考えを聞き、会社の内部に目を向けることも大切にしています。
また、当社では全社員、3ヶ月に1回ラーニングレポートを作成しています。仕事で得た気づきや学びに関して社員の率直な意見をまとめてもらうため、私もそれを読んで社員がどういった考えを持っているのか、どういった課題があるのかを知ることで、結果的に会社を良くする経営判断がしやすくなってると感じています。

——社長から見たユニファーストの魅力を教えてください。
人を大事にすることができる社員が働いてることはすごく魅力的に感じます。全てにおいてコストや効率といった合理的な判断をするのではなく、「人として」どうあるべきかを考えた時に中長期的に付き合いができる仲間が多くいることこそ、会社の魅力です。
それだけではなく、社員の挑戦する姿勢、新しいことへ1歩を踏み出していくことも社風であると思います。客観的に見ても楽しそうでチャレンジングな会社だと感じますね。
社員全員がプライベートと仕事に関してメリハリを持って働いているので、働く時は働く、休むときはしっかり休むことも私たちが目指してる働き方のひとつです。
——今後の成長戦略についてどう考えていますか?
当社は現在、年商50億円ほどの規模になりました。そして、私たちが今、10年以内に目指してるのが年商100億円の会社です。
ただ、売り上げだけを目指してるのではなく、お客さまからの発注が増えることによって、私たちが工場に発注する額が増えたり。それによって社員の数が増えると新しいアイデアも増えたり。連鎖的にお客さまも、工場も、私たちも成長していく中で、その結果として売り上げ100億円が通過点としてあると思っています。
究極は社員とその家族、それから取引先やお客さまの幸せの追求ですので、そのためにはやはり企業の成長が不可欠だと思っています。現状に甘んじてはいけないと常に感じております。
——最後に求職者へメッセージをお願いします。
ユニファーストには、変化を楽しみ、前向きに挑戦できる人が集まっています。経験よりも大切なのは、「やってみたい」という気持ちと、自分の発想をカタチにしたいという意欲です。
グッズづくりを通して、多くの人を笑顔にできる仕事に一緒に挑戦しましょう!あなたのアイデアが、世界をもっと楽しくするかもしれません。