「つくるコンサルタント」とは?ユニファーストの営業職が担う役割

ユニファーストでは、「つくるコンサルタント」という職種で募集をかけています。

営業職なのに、コンサルタント。しかも「つくる」がついている。求人サイトではあまり見かけない職種かもしれません。

今回は私たちが「つくるコンサルタント」という言葉をどういう意味で使っているのか、どのような仕事なのかを説明していきます。

ユニファーストの「つくるコンサルタント」とは?

お客様の要望をヒアリングするつくるコンサルタント

「つくるコンサルタント」という言葉に、業界共通の決まった定義があるわけではありません。だからこそ、私たちがこの言葉をどういう意味で使っているのかを、お伝えしたいと思います。

私たちのいうつくるコンサルタントとは、お客様がまだ何をつくるか決めていない段階から相談を受け、目的を整理し、完成して届けるところまでを一貫して担う営業職のことです。ノベルティやオリジナルグッズという商材を扱いながら、実際に向き合っているのはお客様の課題そのものです。

なぜ「営業」という一般的な呼び方をそのまま使っていないのかというと、「営業」という言葉が指す範囲と、実際にこの仕事でやっていることの間に、ずれがあるからです。

多くの人が「営業」と聞いてイメージするのは、できあがった商品を売り込む仕事だと思います。けれど私たちの営業は、その手前のプロセスにも関わります。
何をつくるかをお客様と一緒に考え、方向性が決まったあとはデザインや生産の各工程に関わりながら、完成まで見届ける。

売っているというより、一緒につくっている。その実感に近い呼び方として、この職種名を使っています。

ユニファーストは「Unique × Fast」を掲げ、他社にない発想をスピードを持って実現することを大切にしてきました。
素材から選んでオリジナルをつくるスタイルを続けてきたからこそ、営業の役割も自然と「一緒に考える人」に寄っていきました。

「つくる」の意味

コンサルタントと聞くと、課題を分析して提言する仕事を思い浮かべる人が多いかもしれません。実際、その部分は私たちの営業も共通しています。
お客様から「グッズをつくりたい」という相談を受けたとき、まず確認するのは、何のためにつくるのか、誰に届けるのかという点です。ゴールが曖昧なまま形だけを決めても、期待している効果は生まれません。

そして私たちの仕事は、課題を整理したあとで終わりません。実際に手に取れるものをつくって届けるところまでを担います。
提案をして終わるのではなく、つくることで解決する。頭についた三文字には、その違いが表れています。

つくるコンサルタントの働き方

では、日々の仕事はどう進んでいくのでしょうか。例として、一つの案件の流れを追ってみます。

始まりは、お客様からの相談です。ウェブサイトやメールからの問い合わせをきっかけに動き出す案件もあり、「こういうものをつくりたい」という段階の方もいれば、「何かつくりたいけれど、まだ何も決まっていない」という方もいます。どちらの場合も、まずは話を聞くところから始まります。

聞き取った内容をもとに、方向性を整理します。予算はどれくらいか、いつまでに必要か、どんな人に届けたいのか。
そこから逆算して、実現できるアイテムの候補を絞り込んでいきます。この段階で複数の案を用意し、それぞれのメリットを比べながらお客様と一緒に検討していくのが、つくるコンサルタントの提案スタイルです。

方向性が決まったら、社内のデザイナーと連携して具体的な形にしていきます。素材の選定、サイズ感、加工方法、パッケージ。
決めることは想像以上に多く、その一つひとつでコストも仕上がりも変わります。ここで判断を積み重ねていくのも営業の役割です。

そして生産に入ったあとは、生産管理や品質管理のメンバーと情報をやり取りしながら、納期どおりに、想定した品質で届くよう進行を見守ります。
納品して終わりではなく、実際に使われた結果を聞き、次の提案につなげていく。ここまでが一連の流れになります。

相談される内容は、モノのことだけではない

つくるコンサルタントのもとに寄せられる相談は、必ずしも「このアイテムをつくってほしい」という形で来るとは限りません。

「新しい客層に自社を知ってもらいたい」「イベントで印象に残る仕掛けをつくりたい」「環境に配慮した取り組みを目に見える形にしたい」。こうした、まだアイテムに落とし込まれていない段階の相談も少なくありません。

近年は、サステナブル素材に関する問い合わせも増えています。再生素材を使えるのか、どんな認証があるのか、コストはどれくらい変わるのか。
営業がこうした知識を持っているかどうかで、提案できる幅は変わってきます。

モノづくりの知識だけでなく、お客様の業界で何が課題になっているかを知っておくことも、この仕事の一部です。

つくるコンサルタントとして働く面白さ

完成したオリジナルグッズを確認する営業とデザイナー

この仕事の面白さは、大きく分けて二つあると思います。

一つは、自分の提案がそのまま形になることです。企画から関わっているぶん、完成したアイテムには自分の考えが反映されています。
イベント会場で配られていたり、店頭に並んでいたり、SNSで話題になっていたり。自分が関わったものが世の中に出ていく場面に立ち会えるのは、この仕事ならではの経験です。

もう一つは、案件ごとに向き合う相手が変わることです。
スポーツ、エンターテインメント、観光、コスメ、食品。業界が違えば、求められるものも、響く提案も変わります。
同じやり方が通用しないぶん毎回考え直す必要がありますが、それを面白いと感じられる人には、飽きのこない環境です。

一方で、決まった手順がないことを難しいと感じる場面もあります。何から手をつければいいのか分からない、判断に迷う。
特に最初のうちは、そうした戸惑いがあるはずです。ただ、それは経験を重ねるうちに自分の引き出しへと変わっていきます。

1件目でつまずいたことが、2件目の判断を早くしてくれる。そういう積み上がり方をする仕事です。

チームでの連携が大切な仕事

「コンサルタント」という名前から、一人で全部を背負うイメージを持つかもしれませんが、実際はその逆です。

一つの案件には、デザイナー、生産管理、品質管理と、多くのメンバーが関わります。営業はその真ん中に立って全体をつないでいく立場であり、専門的な判断はそれぞれの担当者に相談しながら進めます。
むしろ、社内のいろいろな職種の人と関わることになるぶん、コミュニケーションの機会は多い仕事です。

分からないことがあれば聞ける相手がいる。その環境があるからこそ、経験の浅い段階からお客様の前に立てるようになっています。

一般的なコンサル営業との違い

近年、業界を問わず「コンサル営業」「コンサルティング営業」という呼び方が広く使われるようになりました。課題をヒアリングして解決策を提案する営業スタイルのことで、IT、人材、金融など、さまざまな業界で見かける言葉です。

つくるコンサルタントも、課題から入るという意味では同じ考え方に立っています。ただ、決定的に違うのは「解決策が必ずモノになる」という点です。

一般的なコンサル営業の場合、提案するのはサービスや仕組みであることが多く、目に見える形として残らないケースも珍しくありません。提案が採用されても、それが実際に動いている様子を直接見る機会は限られます。

つくるコンサルタントの場合、提案の行き着く先は必ず現物です。
素材を決め、形を決め、色を決め、実際に手に取れるものが完成します。そこには、モノづくりならではの難しさもあります。
頭のなかでは良いと思った案が、実際につくってみると想定と違う仕上がりになることもある。工場の生産条件やコストの制約と向き合いながら、実現できる形に落とし込んでいく必要があります。

裏を返せば、企画する力と、それを現実に着地させる力の両方が求められる仕事だということです。アイデアだけでも、実務だけでも成立しない。
この両輪を回していくところに、つくるコンサルタントという職種の特徴があります。

「コンサル営業」について詳しく知りたい人へ

営業職を調べるなかで「コンサル営業とは何か」をもっと基本から知りたい場合は、別の記事で仕事内容や向いている人の特徴を解説しています。
コンサルタントとの違いについても整理しているので、営業職の種類を比較検討している段階の方はあわせてご覧ください。

業界経験がなくても、つくるコンサルタントとして働ける

オフィスで打ち合わせをするユニファーストの営業メンバー

つくるコンサルタントは、キャリア採用で募集している職種です(新卒の方は「総合職(企画営業)」としての募集になります)。ただ、ノベルティやグッズ業界の経験が必須というわけではありません。

素材の知識も、生産の仕組みも、入社してから覚えていくものです。前職で扱っていた商材がまったく違っても、お客様の話を聞いて課題を整理してきた経験があるなら、その進め方はそのまま活かせます。

実際に重視されるのは、相手の話をきちんと聞けること。そして「こうしたらもっと良くなるのでは」と自分なりに考えてみること
この二つがあれば、業界特有の知識は案件を通して身についていきます。

入社直後から一人で完結させるわけではなく、周囲に相談しながら案件を重ね、少しずつ任される範囲を広げていく形です。

まとめ

つくるコンサルタントとは、モノを売る人ではなく、お客様と一緒につくる人のことです。

課題を聞き、方向性を整理し、形にして、届ける。その全部に一人の担当者が関わるからこそ、完成したときの実感も、次に活きる学びも大きくなります。
呼び方が特別なのではなく、仕事の中身がこうだから、この呼び方がしっくりくる。そう考えてもらえると、いちばん近いかもしれません。

相談を受けるところから完成品を届けるところまで、モノづくりの全体に関わる働き方に興味を持った方は、ぜひ一度、募集要項も覗いてみてください。

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